エリートの迷走

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いわゆるエリートと言っていいのか、大きな地位にある人が転げ落ちる様を目にした。多くの人は彼を強者と見ていたけど、いざ事が起きてみればその弱さが露呈。

社会的なその地位が変わったわけではないけど、彼のカリスマ性は地に落ちた。真に強靭な人ではなかったんだな。

彼の迷走は私にとっては解放でもある。いかに自分が縛られ自由にものを感じることを禁じていたかがよくわかった。彼の弱さと共に私の奴隷っぷりも露呈したわけだ。
長年カリスマに焼かれ自分を失っていた。あぁ、恥ずかしい。

彼の元からは多くの人が離れた。そんな中、ある男性の言葉が印象に残っている。「今回の件はあの人が悪いけど、そんなモンスターにしたのは自分達だろ?操縦できなかったんだろ?」と。

これは頷かざるを得ない。

彼自身はもちろん、周囲も含め、口ではなんと言ってても、人って弱いものなんだなとつくづく感じた。「お見事!」という立ち回りを見せてくれた人なんて一人もいないもの。

彼と本気で関わろうとした人は一人でもいたんだろうか。本気で関わろうとしても彼が拒むから折りを見つつ調整を図ってきていたんだろうけど。

とにかく。世の中にはそんなに立派な人なんていない。みんな本当に弱い普通の人。そしてそれでいいと思う。

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