愚の骨頂/続・うさぎとマツコの往復書簡を読んでいる。
二人の間ではとても丁寧に言葉が交わされている。お互いの言葉の定義のズレを確かめいあいながらすれ違いは丁寧に解かれていく。
こんな会話したことない気がする。そういった作業はとても面倒だし、それ以上に、自分がバカと思われるんじゃないかとか、相手に落胆されるんじゃないかとか、面倒で迷惑な人間と思われるんじゃないか、そのために相手との関係が成り立たないのではという怖さで逃げていたような気がする。
ここ最近、人と話していても不完全燃焼でモヤモヤを抱えたまま別れることが多く、話題が合わないせいかと思っていたけど、話題の問題ではなくて、丁寧な会話を、お互い落胆するかもしれないし、面倒で迷惑かもしれないけれどそういう不安も預けてしまえるような、そういう会話を求めていたんじゃないだろうか。
話題ではなくて、その時生じたズレを丁寧に確かめ合う、そういう会話。「あの話がしたかった。この話をしたかった」と不満を抱えながら別れていたけれど、話題はなんでもいいのかもしれない。
そういう会話をするためには、まずは自分が言葉を丁寧に扱わないといけないな。曖昧に乱暴に使っていては私自身がしたい会話の席にも着けない。言葉を大切に扱うよう心がけるところからだな。
加えて会話がどう転んでもいいじゃないかと思い切ること。